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展示会什器の棚を作って思うこと

· 思い,

皆さんこんばんは。

AVIATOLホームページでのこのブログでは、主に活動の宣伝をしていました。

ですが、皆様にもっとAVIATOLの活動に対する思いや、AVIATOLが目指すビジョンなどをもっとご紹介したいと思い、今回から少しずつご紹介していこうと思います。

先月行われたMaker Faire Tokyo 2018に間に合わせるように、7月の最後の週からグッズ販売用の什器として棚を制作していました。

以前から棚が展示会でグッズ販売用の棚が欲しいな、と思っていたのですが、なかなかデザインが決まらず制作ができずにいたのです。

ですが、その時期らへんにふとデザインが降りてきて、メモに起こし、寸法も大体の想像から書き起こして制作に取り掛かることができました。

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ホームセンターに行って加工しやすそうな板を買ってきて、支柱に使う用の角材はそれよりか少し丈夫そうなものを買ってきて、TechShopでバンドソーなんかを使い加工していました。

途中、板が足りないことが判明したり、角材の太さをもうちょっと太くした方がかっこいいな、という気持ちになったりして、その日のうちにもう一度ホームセンターに行くことがありました。ようやく材料に不安はないな、と思いつつ寸法通りに加工を進めて行ったらあることに気がつきました。

棚の横板となる板は、木目が横になるようにしていないと。。

その日は加工を諦めて、翌日の早朝にもう一度ホームセンターに行って板材を買い直し、正しい木目になるように加工をし直しました。

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そんな事件もありつつ、途中、友人が手伝ってくれたりアドバイスをくれたり応援してくれたりしてなんとか完成しました。

完成した棚は、底板が少し湾曲してついてしまったり、接着用のボンドが板に付いてしまったところに塗装が乗らなかったりして、とても完璧だとはいえない出来でした。

ですが、私にとってはとても愛着があり、最高の棚であると思っています。

作る上でたくさんの気づきや学ばせていただけたポイントがあり、この棚を作ったことで友人たちとの絆が深まったことがそう思わせてくれているのだと思います。

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もちろんMaker Faireでは実際にグッズ販売の什器として使用して、販売に大いに役立ってくれました。

Maker Faireでは主催者の方が私たちのブースに来てくださって、作品とともに棚も素晴らしいと褒めていただいたシーンもありました。

その際に頂いたお言葉の中で、このような言葉がありました。

「私たちは初めて本格的なものづくりをしようとした時に、木を使った作品を最初に作ります。木を使うことで、ものづくりを覚えていくのです。」

思い出すと子供の頃、私はアイスの棒を削ってペーパーナイフを作ったり、本棚は学校の授業で作ったりしました。

そういう記憶は20年以上経った今でも覚えていて、確かに私の経験になっています。

木は加工が金属に比べてしやすく、安価で手に入りやすい素材です。そして、木目の風合いや色が私たちに親しみやすさを与えていると思います。

そして今のところ、地球にしか存在していないものでもあります。

地球に生まれた私にとって、木はいつも見守ってくれているような存在だと思っていますし、同じ地球に存在する仲間のような存在だと思っています。

私たち人間は、これからも木に頼って生きていくと思いますし、私は木やその他の動植物が存在できる地球を、そしてその環境を良くしていく務めがあると思っています。

空のフィールドを使って子供たちが楽しく勉強できるような活動をしていますが、先々ではそれに加えて動植物がもっと住みやすいような、地球に恩返しができるような取り組みをもっとできるようにしていきたいと思っています。

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