6月18日に山形県沖で大きな地震が発生しました。皆さまのところは大丈夫でしたでしょうか。
これから大きな余震が発生することも可能性としてあったり、梅雨ですので大雨が発生して地盤が緩んで2次災害が発生することもあるそうですので、地域の方は特にご注意ください。
今回のこのブログを書くにあたって、私、篠原の個人的状況を前段階として述べておきます。
実は最近、色々考えてしまったり、思うように進まないことがあったりすることから体調が良くない日々が続いてしまっています。
皆さまにご心配をおかけすることとなってしまうと申し訳ないのですが、少し自分の中で苦戦しています。
そのひとつに、自分としてこの教育という分野に関わる意味合いを忘れてしまっていて、モチベーションのもっていき方に迷ってしまっていました。
『思い出に残るような勉強の体験を提供したい』という思いは片時も忘れたことはなく、その教育の体験がやりたいことや職業に結びつくようなものを目指す、ということも忘れたことはありません。
しかし、ではなぜ教育分野を目指そうと思ったのか、という核心の部分を少し忘れてしまっていました。
ですが、今日偶然にCS放送のナショナルジオグラフィック内で見かけた番組を見て思い出せました。
その番組は9.11の事件の引き金となったアフガニスタン戦争終結の1989年をテーマにしたものでした。
アフガニスタン戦争は冷戦の代理戦争の1つとされる戦争ですが、ソ連の侵攻をアメリカが提供した物資を使って義勇兵が退けた、というものです。
その戦争終結後、アメリカはすぐに手を引いてしまうのですが、戦争が終わった後の国内は混乱し、民族同士の戦いが勃発するなどが起こってしまったそうです。
そして番組内では、アメリカがすぐに手を引かずに国内の立て直しや教育に支援を向けられたら9.11のような事件は起こらなかっただろう、と語られていました。
当たり前のことかもしれませんが、仕事をする上で教育を受けておくことは特に重要です。
読み書きができないと書類も作れませんし、数学ができないとお釣りの計算もできません。
このようなことはこのブログを見ている方なら理解いただけるかと思いますが、実際に学校で習った知識がどれだけ役に立っているのか、また学校で習う部分で足りない部分はどのようなものがあるのかを感じているといえる人は多くはないのではないでしょうか。
個人事業主として現在動いていますが、知り得ないことが多く、何をしたらいいのか、何が自分にとって関わりがあるものなのかが、立ち上がりの頃は今よりもわからないことが多かったです。
少し具体的にいうと、知らない法律や制度があったり、そもそも相談できる先がどこにあるのか、今までいた業界と違う分野に進んだのでどうやって事業を始めていいのかもわからなかったです。
そのために、私はより実社会に基づいた実践的な観点でコンテンツを作り提供することが重要であると思っています。
今の教育よりも一歩踏み込んだ知識や方策を授けることが『生きる力』を与えることに繋がると私は思います。
また学問的な知識や方法を教えることだけでは、最も重要なものは育まれないと思います。
それは考える力だと思いますが、その根底にはあることが必要だと私は同時に考えています。
それは自分の心を磨く、という部分です。
世の中全てといったら大げさな話かと思いますが、判断に困る場面はたくさんあると思います。
先の話の武器を使っての戦争は正しいことなのか、ということもそうなのかもしれません。
正解はない問題かもしれませんが、そのような事象について考えることは生きていく上で自分としての判断を下す上での指標を構築することに繋がるはずです。
今開発中のアプリケーションにも入れていますが、心を見つめ直すようなコンテンツの充実は、教育を受ける前段階としてとても大きな効果を発揮すると思います。
もし心持ちが良くない状態で得た知識や方法を使ってしまうと、人を傷つける目的で使われてしまったり、悲しみをより多く生んでしまったり、そしてその連鎖に繋がってしまいます。
歴史や地理的な要素もあるかとは思いますが、様々なバックグラウンドを持つ人たちが協力できて、地球に住む全ての生物のためになるようなことを考えていける社会を作っていけたら最高だと思います。
そして、受けたい教育を受けられ、希望のやりたいことやそれに近しいことを職業とでき、貧困のない社会の実現。
社会的な最低限のインフラがあることが大前提の上の理想論かとは思いますが、少しでもそのような社会の実現につながるといい、と思い私は教育という分野に携わっていこうと思っています。
私は完璧な人間ではありませんが、自分なりに考え、皆さまが喜んでいただけるようなコンテンツをこれからも作っていきます。
今日はほんの少しのきっかけでしたが、前向きな気持ちになれました。
まとまりがない文章かもしれませんが、今日感じたこと思い出したことを書かせていただきました。
今回のブログは私の備忘録的な意味合いとしてもありたいです。
私の意見を長々と書いてしまいましたが、お読みいただいている皆さまが何か感じていただけたら嬉しいです。