皆さま梅雨が始まってきたかな、と思える天候の東京地方ですがいかがお過ごしでしょうか?
体調を崩し気味になる時期ですので、無理などはしないようにやっていきたいなと思う最近です。
ロケット型フロアランプ『The GAZE』も、只今制作中のロケット設計&打ち上げシミュレーションアプリから広がる計画中のプロジェクトも、クラウドファンディングを利用してのプロジェクト立ち上げをしようとしています。
本日は友人から紹介いただき、Kickstarterというクラウドファンディングのイベントに行ってきました。
Kickstarterの本社はニューヨークにあるそうなのですが日本のオフィスは虎ノ門にあり、そこから少し離れたビルの4Fでイベントは行われました。
今回から始まるKickstarter Sessions 「クリエイターズ・セミナー」は、主にKickstarterを利用してプロジェクトを始めてみたい人向けに行われるセミナーで、上手くいくプロジェクトの進め方についてアドバイスを受けられたり、参加者同士で交流をする場としてこれから発展させていきたい、というような趣旨で立ち上がったそうです。
2年前、TechShopで日本におけるKickstarterのローンチイベントに行ったことがありましたが、それよりは人数がだいぶ少なく、今回はこじんまりとしたイベントでした。
本日のイベントで特に勉強になったことを少し紹介いたします。
まずKickstarterの大きな特徴として、プロジェクトの達成が"All or Nothing"のみというルールがあります。
この"All or Nothing"とは、クリエイターが定めた期間内にバッカーからの支援金額が目標金額に達しないとプロジェクトが成功とはならず、失敗した場合、クリエイターは一切支援を受けられないし、バッカーもリワード(返礼品)をもらえないというものです。
他のクライドファンディングでは"All or Nothing"の他に、"All In"というものがあります。
"All In"は、期間内に目標金額が達しなくても、それまで得たバッカーからの支援が全てもらえる、というルールです。
ただ、この"All In"方式はクリエイターにリスクがあり、目標金額に達しなくてもリワード(返礼品)は確実にバッカーへ届けるのがルールです。
もしKickstarter以外のサービスを使うときは状況に応じて使える選択肢なのかもしれません。
そして私たちにとって良い情報となったのは、同じ商品でも仕様を変えた場合は違うプロジェクトとしてカウントされる、ということです。
Kickstarterでは、すでに別のクラウドファンディングでプロジェクトを出していた場合、同じプロジェクトをKickstarterで出すことができない、というルールがあります。
具体的に言えば、どこかのクラウドファンディングを使いロケット型フロアランプ『The GAZE』の国内向けの仕様が無事に日本で販売できた後、世界展開を見据えて仕様を見直し、その仕様でKickstarterにプロジェクトを申請する、ということが可能であるということです。
今日もしきりに言われていましたが、クラウドファンディングのゴールは小規模の額で始めるのが成功の秘訣だそうです。
国内向けに行ってから世界展開を目指す、ということがやっぱり良さそうだと思いました。
他にも細かいことを色々教えて戴き、勉強になった会でした。
クラウドファンディングに関わらずそうだと思いますが、このようにブログを読んでいただいている皆さまのように、応援していただいている方々と一緒にプロジェクトを温めていけたら良い製品やサービスが生まれると思います。
少しづつではありますが私たちAVIATOLは進んでいきますので、今後ともよろしくお願いいたします🙇